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雨の日はなにもできない Give up on being busy on rainy days

4月27日
読了時間: 1分

雨の日は


暗く、寒く、


コーヒーの湯気が


天井まで昇ってゆく。



今日は考えるのをやめて、


小さな蛍光灯の下で


音楽でもかけて


静かにしていよう。




15年前のこんな日


黄色いウレタンがはみ出した


冷たい茶色いベンチソファの上で


バスが来るのを待っていた。


単三電池のポケットオーディオで聞いていた曲を


久しぶりに聞いてみる。




10年前のこんな日


カーオディオにCDを詰め込んで


あてもなく遠出した。


喉が渇いたら


SAに寄って熱々のコーヒーを飲んだ。




5年前のこんな日


あらゆる喧騒に耐えかねて


シアターに引きこもった。


帰り際まで


ずっと余韻を残していた


あのエンディングを


久しぶりに聞いてみる。



思い出は


雨音の向こう側




この先もきっと


ただ、ぼーっとする時間が必要だ。



雨の日はなにもしない。







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