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アンバー amber
玉石混交の想い 粉々 両手で掬って 薄い紙の上に さらさら 銀のポットから 熱いお湯を ゆっくりと注いだら ほら 息をするように ゆっくりと膨らんで 香りだす 少し苦くてもいいでしょう ほら 黄昏の海のような 色をして
10月12日読了時間: 1分
眺望 The hoped scenery
ツバメの墓碑の真上に かつてありしは 金々宝飾の像 誰よりも高く 愛を見据えて 何もできずに立ち尽くした 日々の形跡は 今朝も雨に変わり 冬の霜のように 土を覆う この青空の下 白い鳥が群れをなし 鐘の横をすり抜けて あなたが机に向かい ひいた椅子の音 鼻をすすって 纏う外套のナイロンが擦れては すこしして温かい 今日の珈琲は 時計塔の香りがした
10月10日読了時間: 1分


FROM SOTONOIN vol.17
深い秋の夜空が綺麗な季節です。 草の匂い、金木犀の香り、良いですね。 白鳥が来ておりました 先週は突発的に尾てい骨を痛めたためお店をおやすみさせていただきましたが、良くなってきたので今週はopenできそうです。 お天気がよかった 本日はどどんこ館前で出店しておりました。 そろそろ紅葉見シーズンなので、店先でホットコーヒーでもどうですかと提案させていただいたところ、運営スタッフの方々に快く受け入れていただきました。ありがとうございます。 (本日は定休日でしたが普段はどどんこ館 食堂内のボンヌ・ジュルネさんでコーヒーがいただけます。) たくさんの方々にお立ち寄りいただき、本当にありがとうございました。 お好みの量でお湯を注いでもらう お祭り等のない平日は調理などの出店は営業許可がおりないので、ドリップバッグにお湯を注いでもらうだけのインスタントなお店になりました。 かえってお待たせしないし、のんびりまったりでよかったかもしれない。 出涸らしは乾かせばきれいなビンかなにかに入れて消臭剤として使ってもおすすめです。 マンデリンは不動の人気 金色のよい黄昏
10月9日読了時間: 2分
空の漂 sora no hyou
白い月 黒いカラス あちらは和紙 あちらは羊毛 あちらは鱗 向こうから来て 向こうまで行く 朝の霞の前 夜の抱擁はぜて 銀箔のように 剥がれ落ちる
10月6日読了時間: 1分
ダリアの装い Dahlia's attire
朝のコーヒーの香りは 気球のように 時の感覚を運ぶ船 そっと蓋を開いて 遥かなるベストファーストが甦るように 今日 君は ダリアの装い この 天気 この 明るさ この 寒さ どんな一日にしようか
10月4日読了時間: 1分
10/3(土)臨時休業のお知らせ
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。 本日10月3日(土) 店主通院のためおやすみします。 楽しみにしていただいた方には、申し訳ございません。 休養して体調を整えてから再開いたします。 正午追記 : 整形外科へ行き仕事の休養をお勧めされたので痛みが取れるまでお店の営業をおやすみいたします。 既にご注文をいただいているコーヒー、納品しているコーヒーにつきましては発送・配達・店頭受け取り等承りますので何卒、よろしくお願いいたします。
10月3日読了時間: 1分


加美町薬用植物ムラサキ商品が再入荷・オールインワンジェルがリニューアルしました
加美町薬用植物ムラサキ商品が再入荷しました。 ○オールインワンジェルが薬用になってリニューアル 有効成分 ナイアシンアミド配合のもっちりとしたクリームがお肌をしっかり保湿します。 これからの季節の乾燥対策にもおすすめです。 商品ページ
10月1日読了時間: 1分
透明な問題集 Transparent workbook
「道半ばの問題なんて問題ではないよ。」 一旦ペンを置いて彼は答えた。 コーラの入った紙コップはたっぷりと水滴を纏って、白いペーパーナプキンに円を描き出していた。 「ひとつの問題を解き終わって、はじめてその問いは全貌を現す。」 「そ、じゃあ僕の前には何の問題もないってわけ。」 「どんなに分厚かろうが、開かなければそれは透明な問題集にすぎない。」 「確かに、まあ、そうだとも。」 よれた紺色の鞄を持ち、"お手洗いに。"と言ったきりもう戻らないだろう彼を置いて、彼はガラス板一枚向こうの闇と対面しながら、一問、また一問と、ひたすらに目の前の問題と向かい続けた。 時間のゆるすまで。 何かの命題に決着がついた時、はじめてその人にとってオーダメイドの道が示される。 それから彼が新しい問題集を買うことはなかった。 そして彼も。
9月23日読了時間: 1分


静寂の時間 Introspected time no.11
外は、金木犀の香り。 朝、いつ焼いてもきりっとしているブルンジからスイートな香りがして、飲んでみるとやわらかくて甘い。 こんな表情も見せるのか。 よくわからないのでおすすめで。 とご注文いただいた時、 海岸で見つけた貝殻を これはどうですか、これは? というような気分で その日のコーヒーをおすすめしていたような。 各々のお客さんが、店主の持ってきた貝殻を味わう店。 これでは貝殻スペース外の音になってしまう。 実際、貝殻豆というものがある。 なんらかの海の上、ここはきっと。
9月21日読了時間: 1分
未来へ to the future
"よかったらこちらを飲んでみてください。" "なんですかこれは。" 唐突に、ショットグラスのような小さな黒い器に入った液体を手渡されて 揺らしながら匂いを嗅いでみる。 コーヒー、ではない。 お酒、でもない。 そこまで目立った香りという香りもなく "なんですかこれは。" おそるおそる口にしてみると うっすら鉄のような風味に 少しだけ まろやかな甘さも感じた気がする "これは一体なんなのですか。" "その辺の水道水です。"
9月16日読了時間: 1分
迷い家 Mayoiga
あなたのおかげで いやいや、それはあなたの力よ そんなそんな いやいや‥ と 押し合いへし合いにつかれて ため息も溢さずに 細ばむ目の跡 頭に残るから やめてくれ。 この世でわたしのことを解っているのは たったの私、ひとりだけ。 そう決めつけてしまいそうなほど 塞ぎ込んでいるときに 手招きをする 狭き通路はあって、 朝でも夜でも変わりばえのない薄暗さで 粉々になったガラス片に生息する苔と 湿ったコンクリートの道が続いていて 息を吸うと空気がつめたくて 古い木の香りがする。 それがいまはどうしようもなく心地よく 買ったばかりの靴の白さも気にかけず 一歩、一歩と足早になって進んだその奥に 鼻をつく異様な青草の香り。 しゃがみ込み ハコべを乱雑にむしるのは 見知らぬ少女 "なにがほしい?" いずれは帰らないといけないのは どうやってもわかるから "いまはここにいてもいい、という言葉だけ。" 少女はまたしゃがみ込み "はい、どうぞお一人で。" 青に散乱している青はどこまでも青し。
9月12日読了時間: 1分


静寂の時間 Introspected time no.10
風邪をひいてお店のことがなにもできない。 仕方ないので洗濯や諸々のいつもできない身の回り整理をするしかない。 すこし、読書もできた。 いつだか本が好きだという記事を書いてしまったから、たくさん本が舞い込んできてしまった。 漫画本、お堅い本、時を超えた本、だれかの生き方本‥‥ ちょっと一度に読むには多すぎる気がした。 しかし そうやってわたしに本を貸したりくれたりする人々のほとんどはこういうブログとかインターネットの媒体に無縁な人も多いので、なんだろう。本が好きだ、と謎の宣言。それは魔法の呪文のようだ。 魔法は無闇につかってはいけない。 きっとほんものの魔法使いほど、その意味がよくわかるだろう。 ギガ使い放題、みたいに使うものではないのだ。 放棄せず真剣に自分のことに向き合っている人ほど、きっと戸惑いと多くのブレを経験するけれど、この"ブレているとき"をわたしは近年、重視している。 それは弦楽器でいう、"なんらかの音を弾き出している瞬間"ではないかと思う。 それはどんな音か、と。 答えを探す必要はないけれど、 なんかを聴き分ける必要はある。...
9月10日読了時間: 2分
9/7(月)臨時休業のお知らせ
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。 本日9月7日(月)、9月5日から引き続き、店主風邪のためおやすみいたします。 休養をしっかりとって体調を整えてから再開いたします。 ここ数日休業が重複してしまい申し訳ございません。 皆さまも季節の変わり目の体調変化に十分お気をつけてお過ごしください。
8月24日読了時間: 1分
ブルートパーズ Blue topaz
昨日までの雨は何処へ、と思い そして、用意された今日は。 真昼の噴水広場 古時計の振り子はシャンパン色 青空の下を行き交う車たち その白銀のボンネットの丸いフォルメ マシュマロの入ったミルクティーを求めて 川沿いの通りに入る 観光船に乗って手を振る人たち 水面の波にちらつく街あかり どこかへ置き去りにされたような 間の抜けた気分でいると 静かに微笑む 年季の入ったブルートパーズ色の鋭利な視線に すぐさま目を逸らす 大切なことを思い出すまで こんなことをしてはいられないけど ほんとうに
8月24日読了時間: 1分


動物たちと草刈りしました
この間、有難豚を育てているのんちゃんの仕事場訪問させていただきました。 風の精霊シルフくんと草刈り のんちゃんと出会ったのは7月某日。 お話を聞いているうちに魅了されてしまい、いつか牧場にお邪魔したいと思っていたら、草刈りしてくれる方募集中です。と、冗談めかしくお誘いいただいたことを良いことに、ちゃっかり手鎌を携えて先日お邪魔いたしました。 早朝は風もあって良かったのですが、太陽が高くなるにしたがってじりじりと暑いのなんの。 いつもクーラーの効いた店内でコーヒーを淹れているだけなので、たまに外仕事しないと店主の根性がますます腐ってしまうという危機感を背に、ひたすら雨続きで伸び切った草を刈りました。 まさか、鳥さんと作業すると思ってもみなかったので、しばらく私は人であることを忘れながら草刈りすることができて新鮮な時間でした。 全身ブラックカグヤちゃん アマテラスのアマちゃんや、かぐやちゃんなど、鳥さんや日本神話の話をしながら草刈りしていたら時を忘れて作業していました。 夢中になると、汗も暑さも忘れますね。 熱中症には注意です。 のんちゃんが買ってき
8月22日読了時間: 2分


言ノ葉拾 no.1
⚪︎理想の役割はあるが、理想を主眼においてはいけない。 ⚪︎何かを大切にするためにはそれだけでいいと君のいふ、それだけがわたしには難しく。 ⚪︎右か左かの分かれ道が同じところへ出たりするのを判らずになやみに悩んだ末に真ん中の道を開拓しはじめて、あっけらかんとしたりする若さよ。それはもういらない。 ⚪︎高所にある葡萄は酸っぱい。といふ狐たちの言い訳を聞くに耐えきれず、木に登りはじめては鳥に啄まれたり。 ⚪︎自分になるといふことは、自分を手放すといふこと。 ⚪︎一見してより良く見えるほうに靡くのをやめたい。 ⚪︎きみのちいさな手をひいて山鳩の啼く森を歩く。
8月12日読了時間: 1分


NEW ARRIVALS ivory
ivoryさんの新作コースターが入荷しました。 ※こちらは店舗での販売となります。 ご紹介させていただきます。 8月・9月の季節にぴったりな、シックながらさわやかな柄のコースターです。 コットン生地のやさしい使い心地。 お洗濯できるので汚れても安心してお使いいただけます。 お飲み物の熱や水滴からテーブルを守ります。 いつものコーヒー休憩をちょっぴり特別に。 お気に入りのコースターを探してみてください。
8月8日読了時間: 1分
時の望遠鏡 no.1
テレビを見なくたって、いまや猫も杓子もAIという。 AIはArt Intelligenceつまり人工知能というけれど、本来は人が自分で精査しなければいけないものまで機械に丸投げしているように見えてしまうのは、私だけなんだろうか。 今日何をたべたい? なんでもいい。 AI、夕飯のメニュー教えて。 そういうところから逆にAIよりも、人間の本質が見えてきて仕方がない。 ますます丸投げで精査のない時代の先の渦がすこし見えはじめている。 それに巻き込まれるのは御免蒙る。 次々と人は言葉も考え方も新しいものばかり出してこようとするけれど、その実はどうなんだろうか。 もうすこし、人は歴史的にも、整理より散らかす方が得意だということを自覚しないといけないような気もする。 100年とまで言わずとも、10年後にもまだ本質を残している情報っては何なの、と。
7月29日読了時間: 1分
真夏の幻日 A sun dog in the middle of summer
ドアを開ける 一歩外へ踏み出すと 蝉の声が猛烈に響く 青い陽炎の中を ビーチサンダルで歩く 住宅地を抜けて トウモロコシ畑の中を 途方もなく歩く 水平に流れ続ける 向こうの入道雲を目指して まだ金色の太陽は高く トウモロコシの葉は ビリジアンよりも綺麗だった ふと自動車が横を通り越し 砂時計をひっくり返して 過去を見た そこには二人の自分がいた 人生はね たくさん選べるんだ 君が望めばどれだけでも でもたった一本しかない 果てしないこの道を 往来する君のように いくつもあるのに ひとつしかないアンチノミーなんだ。
7月22日読了時間: 1分
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