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column ルワンダのコーヒー豆とポテト臭(PTD)

3月15日
読了時間: 3分

更新日:3月19日


ルワンダのコーヒー豆を焙煎していると、ときどき、いつもと違う異質な焙煎香を感じるときがあります。


そんな時に焼き上がった豆をグラインダーで粉にすると、何回かに1回(全てではありません。)、ふわっと周囲に生のジャガイモを切ったときのような香り(ポテト臭)が広がります。


こういう時はその挽いた粉はもったいないですがすぐに捨ててしまいます。


この香りの原因は

"Potato taste defect (PTD) / ポテトのような風味欠陥"と呼ばれている虫害によるものです。


飲んでもさほど人体に影響はありませんが、おいしいコーヒーの香りを期待してお湯を入れたときに、生のジャガイモ香が漂ってきたらなんだか気分が下がりますよね。


とはいえ生産地域の選別技術も向上しておりPTD豆の混入確率はかなり低いようですが、お店で実際、焙煎中にルワンダの銘柄に限り、たまにPTD豆にヒットしております。


見た目ではかなりわかりにくいのでとりあえずグラインド(ミルで粉に挽いたとき)したときにPTD豆が入っているかどうか香りで判断しています。

なので、ドリップバッグへのポテト豆混入率はかなり低いと思われます。


販売している豆も香りで判断しておりますが、ときどきルワンダにはポテト豆が混入する可能性があるのでフレーバーに過敏な方は購入後に飲む際に、少量づつ香りを確認しながらのグラインドをおすすめします。


とはいえ、いまのところお店で販売中のルワンダはリピート率が高く、変な香りがしたとのご報告もないのでとりあえずポテト豆はなんとかなっているようです。(入っていたら申し訳ありません。)


はじめてポテト豆に出会ったのは豆屋さんで働いていたときのことです。上の方から"ルワンダからきゅうりっぽい匂いがするときは教えてね"と言われました。


何も知らなかったので、そのポテト臭なるコーヒー豆を過剰に気にしすぎて嗅覚にポテトセンサーがついてしまい一時鼻がおかしくなってしましたが、珍しいことでもないとわかった現在では、ん、なんかポテト臭するな。くらいのマインドでおります。


それでもなぜルワンダをラインナップに入れるのかというと、(個人的に)数粒のポテト臭がどうのこうのなんてどうでもよくなるほど品質が良くておいしいコーヒーだからです。


おまかせでご注文のお客さんにも、おいしい。なにこれ?と聞かれるとき、ルワンダであることが多いです。


未だ飲んだことのない方は機会があればぜひ一度ルワンダのコーヒーをお試しください。

※3月19日ルワンダ新銘柄入荷しました。





参考文献 WORLD COFFEE RESEARCH "Potato taste defect Impacts of the Antestia bag and overview of mitigation efforts" (2023)より



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