column ルワンダのコーヒー豆とポテト臭(PTD)
- sotonoin
- 4 時間前
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ルワンダのコーヒー豆を焙煎していると、ときどき、いつもと違う異質な焙煎香を感じるときがあります。
そんな時に焼き上がった豆をグラインダーで粉にすると、何回かに1回(全てではありません。)、ふわっと周囲に生のジャガイモを切ったときのような香り(ポテト臭)が広がります。
こういう時はその挽いた粉はもったいないですがすぐに捨ててしまいます。
この香りの原因は
"Potato taste defect (PTD) / ポテトのような風味欠陥"と呼ばれている虫害によるものです。
飲んでもさほど人体に影響はありませんが、おいしいコーヒーの香りを期待してお湯を入れたときに、生のジャガイモ香が漂ってきたらなんだか気分が下がりますよね。
とはいえ生産地域の選別技術も向上しておりPTD豆の混入確率はかなり低いようですが、お店で実際、焙煎中にルワンダの銘柄に限り、たまにPTD豆にヒットしております。
見た目ではかなりわかりにくいのでとりあえずグラインド(ミルで粉に挽いたとき)したときにPTD豆が入っているかどうか香りで判断しています。
なので、ドリップバッグへのポテト豆混入率はかなり低いと思われます。
販売している豆も香りで判断しておりますが、ときどきポテトが混入する可能性があるのでフレーバーに過敏な方は購入後に飲む際に、少量づつ香りを確認しながらのグラインドをおすすめします。
とはいえ、いまのところお店で販売中のルワンダはオーダーリピート率が高く、変な香りがしたとのご報告もないのでとりあえずポテト豆はなんとかなっているようです。(入っていたら申し訳ありません。)
はじめてポテト豆に出会ったのはかつて県外の豆屋さんで働きはじめたときのことです。上の方から"ルワンダからきゅうりっぽい匂いがするときは教えてね"と言われました。
何も知らなかったので、過剰に気にしすぎて嗅覚にポテトセンサーがついてしまい一時鼻がばかになってしましたが、珍しいことでもないとわかった現在では、あ、なんかポテト臭するな。くらいのマインドでおります。
それでもなぜルワンダをラインナップに入れるのかというと、(個人的に)数粒のポテト臭がどうのこうのなんてどうでもよくなるほど品質が良くておいしいコーヒーだからです。
おまかせでご注文のお客さんにも、おいしい。なにこれ?と聞かれるとき、ルワンダであることが多いです。
ぜひ一度ルワンダのコーヒーをお試しください。
※3月15日現在ルワンダ品切れにより入荷待ち。
(6月入荷予定) あと3杯くらいあります。
参考文献 WORLD COFFEE RESEARCH "Potato taste defect Impacts of the Antestia bag and overview of mitigation efforts" (2023)より


