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空の漂 sora no hyou

2 日前
読了時間: 1分

白い月 黒いカラス


あちらは和紙

あちらは羊毛

あちらは鱗


向こうから来て

向こうまで行く


朝の霞の前

夜の抱擁はぜて

銀箔のように

剥がれ落ちる

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ダリアの装い Dahlia's attire

朝のコーヒーの香りは 気球のように 時の感覚を運ぶ船 そっと蓋を開いて 遥かなるベストファーストが甦るように 今日 君は ダリアの装い この 天気 この 明るさ この 寒さ どんな一日にしようか

 
 
透明な問題集 Transparent workbook

「道半ばの問題なんて問題ではないよ。」 一旦ペンを置いて彼は答えた。 コーラの入った紙コップはたっぷりと水滴を纏って、白いペーパーナプキンに円を描き出していた。 「ひとつの問題を解き終わって、はじめてその問いは全貌を現す。」 「そ、じゃあ僕の前には何の問題もないってわけ。」 「どんなに分厚かろうが、開かなければそれは透明な問題集にすぎない。」 「確かに、まあ、そうだとも。」 よれた紺色の鞄を持ち、

 
 
未来へ to the future

"よかったらこちらを飲んでみてください。" "なんですかこれは。" 唐突に、ショットグラスのような小さな黒い器に入った液体を手渡されて 揺らしながら匂いを嗅いでみる。 コーヒー、ではない。 お酒、でもない。 そこまで目立った香りという香りもなく "なんですかこれは。" おそるおそる口にしてみると うっすら鉄のような風味に 少しだけ まろやかな甘さも感じた気がする "これは一体なんなのですか。" "

 
 
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