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静寂の時間 no.4

  • sotonoin
  • 1月19日
  • 読了時間: 1分

石灰色の空から千切れて落ちてくるアラバスター色の粒。


雪といっても絶妙なくらいの軽さと細かさをもってスローテンポに降っている。


朝から無意識にくだらないことを考えていた。


ももたろう。


ももたろうにきびだんごがなかったら、犬や雉や猿を仲間に連れて鬼ヶ島へ行けただろうか。


ももたろうからきびだんごをとったら何が残るのか。


こう考えているうちに、どうも、きびだんごを作ったおばあさんが主人公に思えてきて仕方がない。


かぐや姫にしても。


おじいさんは金に光る竹を探しに毎日竹取に来ていた訳ではない。


おじいさんになるまで毎日山仕事をひたむきに続けながら生活してきたことが功を奏してかぐや姫の話があるわけだ。


自分の仕事を毎日大切にすること、そうしたら巨大な桃が流れてきても、竹が光り出しても対処できるはず。


毎日丁寧に焙煎していれば、

仮に炭化したコーヒー豆が突然蒼鉛に光出しても。


いつの日かコーヒー豆を宝石に…

なんて思っていてはいけない。


まるで夜の航空写真のようだ。
まるで夜の航空写真のようだ。


 
 
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